ECモールで生き抜く方法(楽天市場:販売経路把握が売上上昇の近道) その3

楽天のどこから訪問しているのか図

楽天市場の売上の販売経路をどの程度把握してますか?

主だったものから紹介
1)楽天市場検索からのアクセス経路(販売経路)
文字通り検索からのアクセス
・カテゴリーからの流入
既存カテゴリーからの経路での検索アクセスの1つ
2)検索エンジンからのアクセス経路(販売経路)
Yahoo!やgoogleからの検索エンジンからのアクセス
3)CPC広告 RPP広告(2018年5月から開始)
楽天のクリック広告
4)アフィリエイトからのアクセス経路(広告売上、販売経路)
アフィリエイトからの外部ドメインアクセス
5)直接参照
ブックマークやお気に入り、または自社スタッフ等
6)ランキングや検索上位化によるアクセス
楽天はgoogleやヤフー他、有料媒体に多くの広告を出稿しています
それは楽天市場全体の売上を押し上げる物ですので、無駄な運用はしてません
いかに効率よく楽天市場全体の売上を上げるかを考えた運用となっています。
検索上位化とランキングインは、さらなる売上上昇の1つとなる事は間違え
ありません。

が考えられます。流入経路についてはこれ以外にも様々ですが、これらのアクセス
をどの経路からどのくらい購入されているか(コンバージョン)を確認しておく必要
があります。特に100-300万前後の店舗において、どこからどの程度購入されている
のかを把握していない店舗が多く、なぜ売れているのかを把握しないことでの弊害が
多いのが事実です。ただ漠然と売れていると思っていると、売れているときは感じないが
下落傾向や売れない時期に差し掛かった時に問題解決ができず、売り上げが上昇しない
壁にぶつかります。
どの経路からどのくらい販売しているのかを正確に把握する事、どこにどの位時間を
さいて対策を練らなければならないかを考えることができます。

1)楽天市場検索からの流入

1)の検索からの流入ですが、楽天市場では昔から言われている事ですが、検索の仕組みが
非常に微妙で、一度は楽天の検索の不甲斐なさに「イラっと」感じた事ありませんか?
日本を代表するサイトですが検索エンジンが微妙なのはいただけません。ただ、
googleのように検索ゆれを先回りして検索結果に表示するような事は一切ありあせん、
楽天市場の検索対象エリア(商品名、キャッチコピー、PC用商品説明文、PC用販売説明文)
に似たようなワードではなく、該当ワードが的確に入っている事が求められます。

例えば、「おせち 4人前」 とユーザーさんが検索するとします。

楽天市場検索対象エリア内に「4人前」が入ってないと、一切検索結果には表示されません・・・・
調べると5ページ以降も一切出てきません。もちろん「おせち」を販売している
ので、いつかは出てくるかと思いますが何人前というワードが入ってないと完全に検索対象
外と化します。

楽天市場では、もれなく検索ワードを入れないと、せっかくのユーザーを取り逃がす
事になります。現在過度な検索ワード挿入は、楽天側でも規制がかかりつつありますので、
検索ワード羅列や、グレーアウトするなど(目立たなくする)はスパムと判断される可能性
がありますので、適度に入れる事をお勧めします。

2)検索エンジンからの流入

これを対策する場合は、通常のSEO同様に適度なテキスト量が必要となります。
但し基本的にはrakutenドメイン化での対策となりますので、検索エンジン側の対策を
意識する事はそれほど重要ではありません。楽天内のユーザーへいかに販売するかに注力
する事のほうが大事です。

因みに

<meta name=”description” content=”楽天市場: 「キャッチコピー」+「商品名」 ”>
<meta name=”keywords” content=”楽天市場,通信販売,通販,ショッピング,オンラインショッピング,買い物,プレゼント,ギフト,贈り物,贈答品,お中元,お歳暮,お買い得,
 +「カテゴリー(複数階層の名前)」+「商品名」 ”>
<base href=”https://image.rakuten.co.jp/”>
<title>【楽天市場】+「商品名」 </title>

実際のタグはこちら、一部抜粋

<head>
<meta http-equiv=”expirescontent=””>
<meta http-equiv=”Content-Typecontent=”text/html; charset=EUC-JP“>
<meta http-equiv=”Content-Languagecontent=”ja“>
<meta name=”descriptioncontent=”頑固職人がお客様の声にあわせて拘った「村上 元彦シェフ」の和洋折衷3段重。全36品目3~4人前★ 重箱 天然素材の白木重
。生おせち料理 2018 和洋折衷 白木三段重 村上元彦シェフ手作りが入る 送料無料 お節 冷蔵“>
<meta name=”keywordscontent=”楽天市場,通信販売,通販,ショッピング,オンラインショッピング,買い物,プレゼント,ギフト,贈り物,贈答品,お中元,お歳暮,お買い得,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,生おせち料理 2018 和洋折衷 白木三段重 村上元彦シェフ手作りが入る 送料無料 お節 冷蔵“>
<base href=”https://image.rakuten.co.jp/“>
<title>【楽天市場】生おせち料理 2018 和洋折衷 白木三段重 村上元彦シェフ手作りが入る 送料無料 お節 冷蔵:熊本逸品広場 力こぶ</title>

 

のような形で自動展開されます、ヤフーショッピングのように任意で設定する事はできません。
※description や meta key などを任意で個別に変えることはできません。

但し話題になったTVや雑誌など世間で検索されるような商品の取り扱いがある場合に
チャンスが巡ることもありますので、外部検索ワードの設定も大まかには実施したほうが
全方位的に守備を固めるという意味でも、意識しない手はありません。

また、googleのSEO的には、そもそもmeta系に入れる事すら無意味とされていましたが
ここ数年のコンテンツよりのSEOとなりつつなる今無意味説はないと考えられます。

3)楽天広告CPC RPP 楽天内検索広告

楽天の広告の中でも誰でも手軽に、そしてすぐに露出が可能なのがこの楽天CPC広告ですね。
楽天出店店舗なら一度は出稿されているかと思いますが、皆様成果でてますか?
今ままでの楽天広告でCV(購入者(成果数)/アクセス数)を見る事はできませんでした、
楽天広告全体でパフォーマンスレポートで成果を確認する事ができますので、広告の費用対効果
が明確化されています。ひと昔は担当者にこっそり数値を聞いたりしてましたが、そんな事は今
は無用です。
楽天CPCについては、検索ワードと同様下調べが重要となります、ある程度のメインワード
はおわかりかと思いますが、その他の関連ワードについては、

・楽天のサジェストの確認
・RMS店舗カルテ>検索キーワードランキング
・ヤフー等の検索アドバイスツール
・google等でクリック広告をされているのであれば、設定ワードで検索されやすい
ワードに絞って展開しても良いと思います。

などから過去の傾向などを分析し、目安をつけて展開させます。
1つの設定広告で20ワードまで設定できるので、ある程度めぼしのある
ワードを掛け合わせ展開させ、CVが多いものへ寄せていく地道な作業は必要です。寄せるとは
効果が出るものとそうでない物を定期的にウォッチ分析し、ワードを絞り込んでいきます。また、
楽天のキーワード価格も意外と高いので、成果に見合った予算設定とこまめな調整が必要です。

※楽天市場では、楽天広告関連のコンバージョンと商品ページのコンバージョン率はわかるが
どこからの経由で一番CVしているかなどを図るすべがありません、流入経路を分析をしつつ
どこからどの程度(広告経路以外)の売り上げあるかを割り出し方針付けスることが大切です。

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